中小企業診断士

モチベーション理論(企業経営理論)

投稿日:2020年12月28日 更新日:

tenです🍺

今回も企業経営理論の復習

モチベーションを上げることから企業の業績アップをねらうという視点で考察していきます

 

マズローの欲求5段階説をはじめ様々な理論があるが、大体の理論はこの5段階のどの部分に当てはまるかで考えていくと理解し易い

 

高次  自己実現

↑   自尊

|   社会的

↓   安全

低次  生理的

 

現代社会では安全欲求や生理的欲求など低次の欲求はほぼ満たされているので高次の欲求をいかにして満たしていくかが重要であり、実際に高い目標設定やジョブ・エンラージメント、ジョブ・エンリッチメントなどは目的意識が高い人にとってはより効果的ではあるといえる

一方でそうでない人にとってはそれがストレスになり逆に生産性が下がる要因にもなりえる

「給料はそこそこでいいから楽な仕事が良い」という人などだ

ただ、当然モチベーションを上げることが生産性を生む重要な要素であることは間違いないので、いかにしてそれを上げられるかは企業側が取り組むべき重要な課題である

ブルームの期待理論

期待 × 誘意性 × (道具性)= 動機付けの強さ

の式から報酬の実現可能性やその報酬の魅力の大きさがモチベーションにつながるのでそれを明確化していくことが必要となってくるが

ここで難しいのがその魅力となる部分が人によって違うということだ

個々の魅力となる部分を掘り下げて報酬の種類を細かく設定していくことは中小企業など比較的規模のが小さく人数が少なければ有効な手段と言えるが、規模が拡大してくるにつれて現実的に厳しくなってくる

とは言え自由度が増し多様化した現代では「給料」という分かり易い指標が業績に繋がるというセオリーは成り立たなくなってきている

そこで一つ効果的な報酬として挙げられるのが

時間

である

つまり休暇など自由にできる時間を報酬をすることでそれがモチベーション向上に繋がると考えて

  • 実績を出した人に時間を与える
  • 休暇とするか仕事をするかは選択出来るようにする

などの設定しておき、もちろん給料のベースアップも行っていくことで広く万人にとって魅力が出てくる

 

単品の収益率が低い営業形態では中々難しいところではあるがそもそも飲食業などは数が多すg…

 

 

このあたりはまた別記事で…笑

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

~本日(昨日)の学習内容~

企業経営理論 学習時間 1時間40分✐

財務会計 学習時間 3時間15分✐

-中小企業診断士

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